歌詞フルサト あの日船に乗ったとき 帽子が飛んでいきました 追ってはいけないと わたしの小島 涙と一緒に流しました 慣れない海 今 見つめ 待てども 待てども 涙だけ 浮かぶ 暮らし流れるあの川遠く 帰りたい 眠るとき思い出す 川辺の葉ぎしり 風よ 走り... 2020.06.30 0歌詞
詩小手先 あなたが傍で泣いていた 心の一部を預けたいとの申し出に 安請け合い 何でもやってあげようと思った僕は 浮き足立ち 少しラクになりましたとの笑顔の実は カラ元気 力になれた僕の存在に自己満の ぬか喜び 居なくなったあなたが何を欲していたか う... 2020.06.29 0詩
詩限り(死後) 渇望の辿り先 又 先に新道在り 自ら解放を得たるを認め 歩みだす 一切の闇の瞬後 葬られし場所に なにを思うも許されて しかし 詰め寄る栄光 真には否定を持す 誰をも想うな 残すな 己を選んだ世捨て身よ 砦の絢爛に驚く者 吾以外になく 柱立... 2020.06.28 0詩
詩限り(死前) いつかの国境を越えねば為らん 草いきれの逆上するは 吾が先か 叫ばずして踏めぬ 一歩一歩を 正確に把握するは もはや 妙香放つ かの弦月のみ 吾 行方知らず さてしも此の温い地面の急くことよ 吾が手に握るは 自身の虚空 手元違えば 我が身を... 2020.06.27 0詩
詩生まれたなんて嘘ついて 生まれたなんて嘘ついて 僕たちは生きている 死に逝くなんて決めつけて わたしたちは生きていく 僕たちは、わたしたちが、存在しないことを怖くて認められない 自分が間違っているのか、社会が歪んでいるのか、知りたいんだよ だれが答えてくれるかわか... 2020.06.26 0詩