もしも小さな夜明けがあるなら

もしも小さな夜明けがあるなら  
そのとき目覚めたい

ものの選別が下手な人間にとって  
ものの細やかさを見てしまう人間にとって    
世界は大き過ぎる      

皆でたったひとつを共有するために    
太陽が大きい  空が大きい    
生きている時間をを見失わないために    
暗い夜があり 明るい昼がある    
心が生まれ変われるように    
新しい陽が昇り  新しい日が始まる    だから
夜明けもまた大き過ぎる      

自然の動きが無機質に感じてしまうとき  
気持ちが揺れないように構えているとき  
薄目を開けるだけで見られるような  
ほんの小さな夜明けが欲しい    

それはもしかすれば  夜明けという名の  
大切な人間かもしれない思い出かもしれない    
胸をぴたりと閉じてしまったあと目覚める勇気となる  そんな  

小さな夜明けが  どこにあるだろう

須江京

こんにちは。
シナリオライター、台本脚本執筆、歌詞提供を生業としている人間です。生後5年間、無国籍でした。わたしの裏側には仄暗い部分があります。居場所の見つからない感覚がずっとあります。

ここは、わたしの裏側を溢れさせたサイトです。

生業としては旧姓の、「梅田京(うめだけい)」にて活動していますが、ここでは、

わたし個人が書きたかったもの、
だいぶ昔からひっそり書いてきたもの、

を再婚後の名前、「須江京(すえ けい)」として、ひっそりと載せていきたいと思います。詞や歌詞が主です。

いまなら恥ずかしいだいぶ昔の作品が多いです。アーティストへの提供歌詞の一部も載せております、ほんのほんの一部の、出せるもののみです。

どうぞ、アクセスしてくれた方が良い時間を過ごしていただけますように。わたしの言葉がどなたかのなんらかの力になれますように。

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