鳥であること

白い光に身をゆだね 大空に自由を感じていると そう思うのは人間たち わたしに意思はない ただ両手を広げ 木漏れ日の森を彩り 健気な朝の空気となり 七色の唄を奏で 世界を祝福する すべては 見果てぬ夢の化身であるために ただ両手を広げ 現れる...
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綺麗ゴト

何か状況がまずいなら その頭を使えばいい 何か変えたいのなら その体を使えばいい じゃあ 何故か孤独を感じるなら 何を使えばいい? 何度も捨てた想いが浮いてくるなら 何を使えばいい? それはきット 誰かカラ貰うものでシカ満たされない胸だから...
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二重王冠

独り占めを好んだまま  よくもここまできたもんだ 「その愛じゃない、その愛じゃない」 よく通ったもんだ 「愛を選り分けるなんて偉くなったな」 聞く耳ないか もともと、ずっとずっと、偉いんだよな ぼくのせいか だれにだって、なんだって、許され...
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時々

時々 よく知らないものに祈る 神とか 時々 よく知らないけど叫ぶ 平和とか 時々 よく知らない場所を目指す 空とか 時々 よく知らなければよかったと思う 心とか そして時々 よく知らないと言うのは天の邪鬼だと思う 愛とか 幸せとか
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歌詞

理由

数だけ数えて生きてきた うまくいかない帰り道 今日もいったい 人生何度目の夕日 いつもと変わらず 赤く 厚く 痛くて そして 大きすぎて見えない ああ あなたの愛に似てました 空っぽだと泣いて あきらめて 平積みした時間 ずっとずっと見てく...
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このごろの花

川面に浮いていた一輪が 波紋に押され揺られていた ひらひら押され くるくる回る 何度回れば正位置か どこへ押されりゃ満足か まるで 僕の 今日このごのごろ
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右と左では 左の方が偉い そんな国がある 左目は記憶に直結 そんな説がある 良い霊は左肩に宿る そんな迷信がある 気づけばいつも きみが左側にいる そんな愛がある 右目には なにが見えているのか 怖くて仕方ない
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手短に言うと 寂しい 気短に言うと 会いに来て
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歌詞

フルサト

あの日船に乗ったとき 帽子が飛んでいきました 追ってはいけないと わたしの小島 涙と一緒に流しました 慣れない海 今 見つめ 待てども 待てども 涙だけ 浮かぶ 暮らし流れるあの川遠く 帰りたい 眠るとき思い出す 川辺の葉ぎしり 風よ 走り...
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小手先

あなたが傍で泣いていた 心の一部を預けたいとの申し出に 安請け合い 何でもやってあげようと思った僕は 浮き足立ち 少しラクになりましたとの笑顔の実は カラ元気 力になれた僕の存在に自己満の ぬか喜び 居なくなったあなたが何を欲していたか う...
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